箸蔵まつかん

箸で「わくわく」をつくる

マツ勘は、若狭塗を起源とした塗箸の一大生産地福井県小浜市から、箸を通した「わくわく」をつくる箸メーカーです。

塗箸の産地、小浜

日本海唯一のリアス式海岸に面し、豊富な食材に恵まれた福井県小浜市は、古来から朝廷の食を支えた御食国でもあります。江戸時代から約400年に渡り継承されている伝統工芸「若狭塗」は、その美しく豊かな若狭湾の海底の様子を図案化し、生み出されました。
時代の変化と共に、若狭塗は武士や商人の贅沢品から、堅固さと、見た目の美しさという二つの特徴を活かした塗箸へと姿を変えて受け継がれています。現在、小浜で生産される塗箸は国内生産の7割以上。箸産業は小浜の基幹産業の一つとなっています。

漆螺鈿WAKASA

漆螺鈿WAKASAがつくられた最初のきっかけは、実店舗に足を運んでくださるお客様からのお声でした。

「若狭塗の螺鈿の入った箸が欲しいけれど、昔ながらの古風なデザインのものばかり…多くは派手すぎて毎日の食卓では使いづらく、もう少し上品に螺鈿が散りばめられていて、気張らずに使えるものがあれば嬉しい」

そんなニーズが少なくないことを知って、"漆”と”螺鈿”という若狭塗の意匠をしっかりと引き継ぎながら、現代の食卓にもマッチするような新しい箸ができないかと商品化されたのが、こちらの漆螺鈿WAKASAです。
漆螺鈿WAKASA 六角 22cm